CDCの2012年の報告によると、4200万人以上の成人アメリカ人がまだ喫煙しています。これは成人人口全体のおよそ18％に相当します。ですから、喫煙者に近づかないように努力しても、禁煙の旅の途中で喫煙者に出くわす可能性があります。ここでは、喫煙者に囲まれる可能性のある一般的な社会的状況で、あなたが強くいられるためのヒントをいくつか紹介します。
◎パーティーでの喫煙を避ける。
バーテンダー役やオードブルを配るなど、ホストをサポートする仕事をしてみましょう。そうすることで、欲求以外のことに集中できるようになります。
非喫煙者と過ごす時間を増やし、彼らがどのように手を動かしているか、部屋にいる喫煙者にどのように対処しているか、あるいは喫煙者との会話とは違うことを話しているかなどを観察してみましょう。そうすることで、喫煙以外のことに集中することができ、新しいコツを1つや2つ教えてくれるかもしれません。
席を外してトイレに行ったり、外を散歩したりしてみましょう。一時的にその場から離れることで、神経を落ち着かせ、決意を固めることができます。
◎仕事中の喫煙は避ける。
活動を切り替えることによって、あなたの欲求を抑制します。たいていの喫煙欲求は3～5分しか続かないので、喫煙仲間が外に出ていくのを見たら、今やっていることを変えて吸いたい気持ちを忘れましょう。例えば、座っているなら、デスクから立ち上がってコップに水を入れる。行動を変えることで、タバコを吸いたい気持ちを抑えることができます。
また仕事に趣味を持ち込んでみましょう。タバコで一日を中断する代わりに、タバコを吸いたいと感じるたびに5分間、数独をしたり、クロスワードパズルを埋めたり、簡単なスケッチを描いたりするなど、自分の好きな活動に集中しましょう。
カバンに健康的なスナックを入れておくのもとても効果的です。血糖値が低いとタバコを吸いたいという欲求が強くなることがあるので、仕事中はフルーツやヨーグルト、ナッツ類などヘルシーなスナックを常備するようにしましょう。
◎屋外での喫煙は避ける。
タバコを吸わない友人を連れてくるか、非喫煙者のグループと一緒に行くようにしましょう。
禁煙エリア内にいることを確認しましょう。喫煙者を見かけたら、煙のにおいがしないよう、少なくとも3メートル以上離れましょう。
外を歩くときは、水を入れたペットボトルを手に持ち、水分補給をしながら歩きましょう。水筒があれば両手がふさがるので、タバコの習慣に慣れている人にとっては重要なことです。
◎旅行中の喫煙を避ける。
禁煙のホテルに泊まりましょう。ロビーやホテルの部屋の煙のにおいに誘惑されることもなく、部屋で喫煙しているところを発見された場合は、これらのホテルは多額の料金を請求するので、火をつけないように説得するのに役立ちます。
気晴らしで喫煙衝動を抑えてみましょう。新しい場所を探索するときは、キーホルダーやブレスレット、ガイドブックなど、両手がふさがるものを持っていきましょう。手首に輪ゴムを巻いておくのも、吸いたい衝動を抑える良い方法です。吸いたい衝動に駆られたら、輪ゴムを引っ張るだけで、最終目標を思い出すことができます。
喫煙の抑止力として運動を利用しましょう。朝や午後に早足で歩いたり、ホテルのジムを利用したり、レンタサイクルで街の名所を巡ったり。運動はタバコを吸うことを思いとどまらせ、喫煙しやすい時間帯を埋めてくれます。